LXDEでマウントする

PcmanFM を使う

It's Automatic !-pcmanfm-ss

LXDEでHDDの別パーティションやUSBフラッシュメモリ、SDカードなどをマウントするには、LXDE標準ファイルマネージャー PcmanFM を使って左側のドライブをクリックするだけでマウントできる。

アンマウントするには、右クリックして「ファイルシステムをアンマウントする」を選べばアンマウントできる。


usbmanager を使う

It's Automatic !-usbmanager-logo

他に何かないかな?とSynapticで「usb」で検索すると usbmanager というものがあるのでこれを試してみた。

$ sudo apt-get install usbmanager

普通に使うとすれば「メニュー」>「システムツール」>「USBManager」

It's Automatic !-usbmanager12


USBManagerをタスクバーに表示させる

It's Automatic !-usbmanager1

これをWindowsのようにタスクバーの時計の横に表示するには、電源のアイコンを右クリックして「”アプリケーション・ランチャー”の設定」を選び設定することでタスクバーに表示され、いつでもそこからUSBデバイスのマウント・アンマウントを行うことができるようになる。

It's Automatic !-usbmanager2

It's Automatic !-usbmanager3

It's Automatic !-usbmanager4

これでWindowsのようにタスクバーに表示される。


USBManagerスクリーンショット

It's Automatic !-usbmanager5

It's Automatic !-usbmanager6

It's Automatic !-usbmanager8

It's Automatic !-usbmanager7

It's Automatic !-usbmanager9

マウント・アンマウントだけでなく、USBデバイスのフォーマットが出来たり、ラベルを編集することが出来るようだが試していない。

マウントボタンの横にフォーマットがあってちょっと怖かったりする。

It's Automatic !-usbmanager7

It's Automatic !-usbmanager10

It's Automatic !-usbmanager11

フォーマット出来るファイルシステムは、ext2、ext3、ext4、fat16、fat32、ntfs、と出てくるみたいだが。。。試していません。


使い勝手

USBManagerはUSBデバイスのみ使用できるようで、SDカードスロットは見えなかった。
HDD内の別パーティションも見えません。
ただWindowsみたいにUSBデバイスをアンマウントしたいために存在するのかなーって。


VineLinux6.0 LXDEで最小インストール
It's Automatic !-lxde_logo  LXDE
Vine6.0はGNOMEを標準で採用しているので、メモリも使うしインストール容量も多くなりがち。出来れば遅いPCには最初からインストールしたくないかなと思いやってみた。

インストール画面での作業
----------------------------
最初の選ぶところで
---------------------------|
ベースシステム(B)
最小構成でインストール
----------------------------
カスタムするところで
---------------------------|
Xウインドウシステム入れる
テキストベースWEB入れる
開発ツール入れる
管理ツール入れる
Vineドキュメント類入れる
基本構成入れる
----------------------------
インストール完了!
----------------------------

その後の作業 (LANケーブルつないでおく)
インストール後に再起動してからは、ログイン画面からログインせずに Ctrl+Alt+F2 でテキストログイン。
(もしログインしても何もできないはず。同じように Ctrl+Alt+F2 でテキストログインする)

$ sudo chkconfig --list
$ sudo chkconfig network on
$ sudo chkconfig --list
$ reboot

もう1回再起動した後に(*またテキストでログイン)
文字化け解消のために export LANG=en_US
そして apt-get にて追加インストール

$ export LANG=en_US (←文字化け解消)
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get install task-lxde
$ sudo apt-get install lxsession-edit
$ sudo apt-get install NetworkManager
$ sudo apt-get install NetworkManager-gnome
$ sudo apt-get install gnome-power-manager
$ sudo apt-get install xfce4-mixer
$ sudo apt-get install alsa-utils
$ reboot

再起動したらユーザーをマウスで選択すると、下にウインドウマネージャを選択するところが表示されるので、「 LXDE 」を選んでログインする。

マウス(タッチパッド)の設定のためにターミナルを立ち上げて以下をコマンド。

$ gnome-control-center &

タスクバーのGNOMEシステムトレイに電源とネットワークを表示させる。

$ lxsession-edit &

音の関係は xfce4-mixer を使うが、これも最初に設定が必要。表示されるものは全てチェックして全てを表示されるように設定する。
(何かマルチメディア・アプリケーションを入れて再生しないと本当の音の設定はできません)

$ xfce4-mixer &

好みの設定ができたらその設定を保存

$ sudo alsactl store

これで今設定したALSAの音量などが /etc/asound.state に保存される。
次回起動時からこの設定ではじまる。

簡単には、firefox で 音の出る flash (youtubeで軽いもの) を再生してみるのが良いかもしれない。

$ sudo apt-get install firefox
$ sudo apt-get install install-assist-flash-plugin

**flashがAdobeからダウンロードされませんでした。むっ
**手動でインストールしました。

firefox を立ち上げて google で「flash」を検索>
Adobeのサイトへ行き右側の
「GET Adobe FLASH PLAYER」をクリック>
ダウンロードするバージョンを選択>
「その他のLinux用rpm」を選択>
今すぐダウンロード>
ダウンロード完了>
自分のホームディレクトリにrpmファイルがあることを確認する。

(デフォルトでは「ダウンロード」というディレクトリを勝手に作ってそこに置かれる?それならファイルマネージャ pcmanfm を起動してホームディレクトリへ移動するなど)
(日本語のディレクトリ作られてもコンソールでどうやって入るの?日本語に対応してるものなら入れるのか。。。むっ

$ cd  (←自分のホームへ戻る)
$ ls  (←確認)

apt-get コマンドでインストールする。

$ sudo apt-get install flash-plugin-**お使いのバージョン**


これで LXDE 仕様の VineLinux6.0 が出来たはず。
グラフィックカードの問題とか音の問題とかあるかもですが。

単純なウィンドウマネージャ evilwm

It's Automatic !-evilwm0

Vine6.0で他に軽いウィンドウマネージャを探すと evilwm  があったので試してみた。
質素得意げグッド!
壁紙がかっこいいので騙されてしまいそうw
conkyを置いてみたらシックリきたのでしばらく使う。

evilwmの使い方


タイル型ウィンドウマネージャなのかと思いきや、ちょっと違う。
基本 Ctrl+Alt+マウス で移動させる。
ワークスペース?(仮想デスクトップ)が横に8個あり、Ctrl+Alt+1~8で移動できる。
ショートカットキーによるランチャーが固定のものと自由に設定できるものがある。

==固定のもの== ショートカットキー
Ctrl+Alt+Enter - xterm
Ctrl+Alt+X - フォーカスされたものを最大化(2回で元に戻る)
Ctrl+Alt+End - evilwmを終了ダイアログ
Alt+Tab - フォーカス切り替え&前面に
(最大化されているものの下に隠れたウィンドウが前に出てくるので結構使える)

==自由に設定できるもの== (拡張ホットキーというらしい)
Ctrl+Alt+Q - ホットキー1 コマンド実行
Ctrl+Alt+W - ホットキー2 Firefox
Ctrl+Alt+E - ホットキー3 Sylfeed
Ctrl+Alt+R - ホットキー4 Roxファイラー
Ctrl+Alt+T - ホットキー5 mlterm

==オートスタート== 起動時自動実行
$HOME/.evilwm/autostart に書いて設定できる。
-------------------
lilyterm &
pcmanfm &
conky &
-------------------
なんて感じで書いてみた。
起動すると2枚ずつ起動される。。。バグ?むっ

ScreenShot

It's Automatic !-evilwm0 素の evilwm & conky

It's Automatic !-evilwm2 Lilytemが良く合う?


It's Automatic !-evilwm1 Firefoxアドオンテーマ黒で


It's Automatic !-evilwm3 mtpaint & 電卓

It's Automatic !-evilwm4 コマンド実行 Ctrl+Alt+Q


It's Automatic !-fvwm_vine1
最近古いPCにVineLinux6.0を入れた(CF-A1RにVineLinux6.0をインストール )ので、軽いウインドウマネージャーでも入れて試してみようと思いFVWM をインストールしてみた。(テスト用&カスタマイズ用として速いPCにw)

FVWMは昔とても好きで、このブログでも頑張って書いてました。
ずっと開発も止まっていて、古臭い感じだけど軽くカスタマイズ次第ではとてもかっこ良くなる素質を秘めていましたw
今年の4月に6年ぶりの安定版がリリースされたことはどこかで読んでいたんだけど、、、使ってみる機会がなかった。

実に良い!

apt-getでインストールするとGDMに登録されてる。ニコニコ
(これ大事なことなんだけど昔は手動だったw)
なんとインストールされたのは fvwm2-2.7.0 ドキドキ
現在2011年8月の本家サイト のLatestは 2.6.2 なんでsnapshot?

右ドラッグショートカットが最高!クラッカー
(マウス右押しながらドラッグするジェスチャー)
(マウスストロークと言うらしいです)
1 2 3
4 5 6
7 8 9
(例:マウス右押しで 3-5-7 とナナメにドラッグすると gnome-terminal が立ち上がる)
(何もないところで数回やると成功するかなって)

Vine5.0でのインストールについて詳しく書いてあったサイトがあったので、こちらのサイト(fvwm )を参考にしながらセットアップしました。
インストール後に ~/.fvwm/ 以下の設定をしなければ「素」のFVWMが立ち上がり、Vine仕様の「Blue-Vine」を見ることができませんので、要理解です。

というか書いておきますあせる

$ cd      (←自分のホームディレクトリへもどる)
$ mkdir .fvwm (←.fvwm/ディレクトリを作る)
$ ls -a     (←.fvwm/が出来たか確認)
$ cp /usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/* .fvwm/
$ cp /usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/.fvwm2rc .fvwm/
$ cp /usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/.fvwm2rc .fvwm/.fvwm2rc.my

$ ls -a .fvwm/* (←コピーされたか確認)

ログインしてみてこんな感じの「Blue-Vine」になれば成功です。

It's Automatic !-fvwm_vine1

その後はルートメニュー(マウスをクリックで表示)にある
0. Fvwm README 閲覧
0. Fvwm manual 閲覧
を見ながらカスタマイズでどんどん使いやすくなると思います。

右ドラッグショートカットいいな~~ラブラブ音譜


CF-A1RにVineLinux6.0をインストール

Panasonic CF-A1R

TYPE - B5 NotePC
TFT - 10.4型XGA TFT
CPU - Celeron 366MHz
HDD - 6GB ATA
RAM - 64MB + 128MB(増設)
USB - USB1.0 x1
LAN - なし

FDD起動-可能
CD起動-不可


問題点

VineLinux6.0をインストールするには、CD、DVD、USBからブートする必要があること。
HDDが古く容量も少ないので換装が必要?
CPU、メモリを考えても軽い環境が構築できるのか?

という問題点があるPCにVineLinux6.0をインストールしてみる。


解決策

HDDはCFへ変更
amazon.co.jp にて、1400円+2600円+1000円くらいを購入
玄人志向 CF→2.5型IDE-HDD互換コネクタ変換ボード
Transcend 16GB CF CARD (133X、 TYPE I )
ELECOM SD+MS+CF+XDカードリーダUSB

CD/DVDブートができないから、HDDを取り出し別のPCでCF+メディアリーダーにインストールする方法で。
インストール完了後、CF+IDE変換で戻す。


さらに続く 問題と解決策

VineLinux6.0のインストーラを普通に起動するとHDDは1個(sda)しか見えず、sdaの中にしかインストールできない。
エキスパートモードで起動すれば、HDDはたくさん見えるようになる。

CF+メディアリーダーを最初からつないでいると何故かうまく行かない。
インストール画面を過ぎてドライブ選択画面までは、CF+メディアリーダーはつながないで作業する必要があった。

CF+メデイアリーダーが sdc などの3番目のHDDに認識されると、ブートローダーGRUBをMBRにインストールできない。
(CD/DVDを使えば2番目になると思う。今回はUSBメモリからやったのでUSBメモリが2番目と見えていた)
(Vinelinux6.0インストーラーではブートローダーGRUBが、sdaまたはsdbにしかインストールできない)
「ブートローダーGRUBをインストールしない」を選びVineLinux6.0のインストールを完了した。

CF+IDE変換でCF-A1R(ノートPC)に戻して起動。
ブートローダGRUBがないのでそのままでは起動しない。

SUPER GRUB2 DISK を使ってVineLinux6.0を起動。
(FDDに書き込んでFDDよりブート)
立ち上がったら、 grub-installコマンド でブートローダーGRUBをMBRに書きこむ。
( grub-install をrootで実行してみてもMBRに書き込めなかったorz)
grub-installコマンドでMBRに書き込めない場合は、手動によるgrubコマンドにより grub> となる grubプロンプト からインストールすることでMBRに書き込む。

MBRにブートローダーGRUBを書き込んでも、/boot/grub/menu.lst を設定してないとGRUBの起動画面は出てこない。
参考:/boot/grub/menu.lstの編集

/boot/grub/menu.lst    root LABEL= swap:/dev/ vga= は個々に合わせて

# menu.lst generated by anaconda
#
# Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
# NOTICE: You have a /boot partition. This means that
# all kernel and initrd paths are relative to /boot/, eg.
# root (hd0,0)
# kernel /vmlinuz-version ro root=/dev/sda1
# initrd /initrd-version.img
#boot=/dev/sda
default=0
timeout=5

title Vine Linux (Current kernel)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz ro root=LABEL=/1 resume=swap:/dev/sda2 vga=0x314 splash=silent quiet
initrd /initrd.img

title Vine Linux (Previous kernel)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz.old ro root=LABEL=/1 resume=swap:/dev/sda2 vga=0x314 splash=silent quiet
initrd /initrd.old.img

title Other
rootnoverify (hd0,2)
chainloader +1


あとがき

無理に古いPCに入れて使おうとしても大変だし、動いても遅くて意味がないかもしれない。

今回で思ったことw

IDE接続のSSDが32Gで8000円くらいだったから、そっちの方が良かったなー。
CD/DVDからインストールならGRUBもすんなり入ってたのかなー。

実は最初、CF+IDE変換でそのままCF-A1Rに戻して、そこでどうやってインストールしようかなって考えてた。
FDDブートからUSBに入ったインストーラを起動できるものがあってそれでどうにかインストールしようとやってたけど上手くいかなかった。
Plop Boot Manager 5.0 → USBメモリ(Vine6.0/DVDイメージ)
インストーラが上手く立ち上がってくれないというか、ドライバを選べみたいなテキストモードになったり、イメージの指定が上手くいかなかったり。CFに3つパーテーション切ってそこに置いたりしてみたけど上手くいかない。
じゃ取り出してインストールして戻すかと。
CFが使えるメディアリーダーを求め電気屋さんへ。←これはamazonから買ってないw
それで今回書いたブログの内容になってインストール完了したわけでした。

VineLinux6.0 良いと思いました。
一時の古臭さもなくなってるしフォントもキレイで使いやすい。
LXDE、ウェブブラウザーMidoriなどで古いPC環境でも使えそう。
SSDなんかの速いHDDならメモリ不足をswapでカバーしていけるのかなー。
self-build- が辛い環境でもあるので、apt- での更新をさせない方向とかいろいろやってみます。


k3bを使ってCDをmp3に変換する設定

現在 kubuntu 9.10 を使ってます(浮気?
音楽CDをmp3にして聞きたいなと思ったわけです。 kubuntuにはk3bというrippingソフトがデフォルトで入っています。 k3bでrippingをするとデフォルトではogg形式が選ばれます。 mp3でrippingを行うには、「lame」と「libk3b6-extracodecs」が必要でした。 synapticかKPackageKitかapt-getを使ってインストールしてください。

k3bの [Settings] ->[Configure K3b...] ->[Plugins] で [K3b Externar Audio Encoder] があることを確認。

It's Automatic !-k3b_setting_3


↑スパナマークのボタンを押し、[Mp3 (Lame)] を選択 ->[Edit...] する。↓

It's Automatic !-k3b_setting_2


↓下の設定の「-h --tt %t --ta %a --tl %m ...」の「-h」がbitrate(ビットレート)の設定なので自分の好みに変更する。
(私は192kbpsに変更したので -h を --preset standard に置換。)

It's Automatic !-kb3_setting_1


lame -r --bitwidth 16 --little-endian -s 44.1 -h --tt %t --ta %a --tl %m --ty %y --tc %c - %f 

-h = 128kbps
--preset standard = 192kbps
--preset extreme = 256kbps
--preset insane = 320kbps


ということが↓下のサイトに書かれていました。
http://www.mepis.org/node/11843


以上。 kubuntu 9.10 の k3b ネタでした。

Aspire one ハイバネートの設定

acer Aspire one に VineLinux4.2 をインストールした後のハイバネートの設定を書いておく。

参考 url
http://ameblo.jp/hiroyuki12/entry-10011757220.html
http://dicey.org/d/20060418.html


無線LANのドライバがマイナーなものなので、ハイバネート後に無線LANが切断されてしまう。
/etc/hibernate/blacklisted-modules に「 ath_pci 」を追加すればOK。

$ su
# gedit /etc/hibernate/blacklisted-modules


/etc/hibernate/blacklisted-modules
nvidia
acx100
acx_pci
ath_pci
hsfmodem
prism54
ndiswrapper

...つづく...



rootになって hibernate コマンドを実行して、ハイバネート出来ることを確認する。
「画面がハイバネートの画面に切り替わり、現在の状態がスワップ(swap)に保存され、ハイバネートが完了すると電源が落ちる。電源を入れると、起動が通常より早く起動して、ハイバネート実行した時の状態に復帰する。」
$ su -
# hibernate


ハイバネート出来ることが確認出来たらOK。
GNOMEパネルの「電源管理アイコン」をクリックして「ハイバーネート」から、いつでもハイバネート出来る。

GNOMEパネルからハイバネートする

Aspire one の音(サウンド)の設定


Aspire one にVineLinux4.2をインストールしてから、ずっと音(サウンド)が鳴らなかった。
VineLinux4.2の「kernel 2.6.16」が、Aspire one のサウンドカードドライバを持っていないのが音が鳴らない理由。
$ /sbin/lspci
00:00.0 Host bridge: Intel Corporation Mobile 945GME
Express Memory Controller Hub (rev 03)
00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation
Mobile 945GME Express Integrated Graphics Controller (rev 03)
00:02.1 Display controller: Intel Corporation Mobile
945GM/GMS/GME, 943/940GML Express Integrated Graphics Controller (rev 03)
00:1b.0 Audio device: Intel Corporation 82801G
(ICH7 Family) High Definition Audio Controller (rev 02)
...つづく...
..........


「RealTek ALC662 」に対応した「Intel Corporation 82801G (ICH7 Family) High Definition Audio Controller」の ALSA(Advanced Linux Sound Architecture) ドライバが必要ということらしい。
もうすぐリリースされるであろう Vine Linux 5.0 では、kernel 2.6.26 採用の予定で対応済みありそれまで待とうと考えていた。
しかし、最新のALSAドライバ(alsa-driver-1.0.18a)では対応していて、インストールすると音が鳴るようになったので書いておきます。


ALSA-driver のダウンロード

Advanced Linux Sound Architecture (ALSA) project homepage
http://www.alsa-project.org/


最新の ALSAドライバ (alsa-driver-1.0.18a.tar.bz2) を↑上よりダウンロードする。


ALSA-driver のインストール

ダウンロードした alsa-driver-1.0.18a.tar.bz2 を展開して、make して、root になってインストールします。
$ tar xvjf alsa-driver-1.0.18a.tar.bz2
$ cd alsa-driver-1.0.18a/
$ ./configure
$ make
$ su
# make install



ALSA-driver の設定

http://wiki.debian.org/DebianAcerOne
↑上のサイトを参考にしました。
root になって「 /etc/modprobe.conf 」に設定を追加します。

$ su
# gedit /etc/modprobe.conf


追加するのは1行です。
options snd-hda-intel model=acer position_fix=1

これを「options snd-card-0 index=0」の下に追加します。

/etc/modprobe.conf の内容


alias scsi_hostadapter usb-storage
alias eth0 r1000
alias scsi_hostadapter1 ata_piix
alias scsi_hostadapter2 usb-storage
alias ath0 ath_pci
alias snd-card-0 snd-hda-intel
options snd-card-0 index=0
options snd-hda-intel model=acer position_fix=1
install snd-hda-intel /sbin/modprobe --ignore-install snd-hda-intel && /usr/sbin/alsactl restore >/dev/null 2>&1 || :
remove snd-hda-intel { /usr/sbin/alsactl store >/dev/null 2>&1 || : ; }; /sbin/modprobe -r --ignore-remove snd-hda-intel
alias usb-controller ehci-hcd
alias usb-controller1 uhci-hcd



再起動すると音(サウンド)が鳴るようになっているはず。


Aspire one のマウスの設定

Aspire one に VineLinux4.2 をインストールした後のマウスの設定を書いておく。

タッチパッドのスクロールの設定。
USBマウスの設定。


タッチパッドのスクロールの設定

VineLinux4.2をインストールすると、通常では synaptics がインストールされてタッチパッドのスクロールが有効になっているはずなのに、Aspire one の場合はそうではなかった。

synaptics をインストールし、/etc/X11/xorg.conf に設定を追加してタッチパッドのスクロールを有効にする。
同時に USBマウス の設定も追加して使えるようにする。
(面倒くさい場合は全体をコピペで差し替えして保存)

タッチパッドスクロール synaptics を使う
(参考)


synaptics のインストール

$ su
# apt-get update
# apt-get install synaptics


/etc/X11/xorg.conf の設定

$ su
# gedit /etc/X11/xorg.conf


/etc/X11/xorg.conf の記述 (赤字が追加したことろ)

# XFree86 4 configuration created by pyxf86config

Section "ServerLayout"
Identifier "Default Layout"
Screen 0 "Screen0" 0 0
InputDevice "Mouse0" "CorePointer"
InputDevice "Mouse1" "SendCoreEvents"
InputDevice "Keyboard0" "CoreKeyboard"
EndSection

Section "ServerFlags"
AllowMouseOpenFail
EndSection


Section "Files"
RgbPath "/usr/X11R6/lib/X11/rgb"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TTF"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1/"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Speedo/"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/cyrillic:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi"
FontPath "unix/:7100"
EndSection

Section "Module"
Load "dbe"
Load "extmod"
Load "glx"
Load "v4l"
Load "record"
Load "freetype"
Load "type1"
Load "dri"
Load "synaptics"
EndSection

Section "InputDevice"
Identifier "Keyboard0"
Driver "kbd"
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp"
EndSection

Section "InputDevice"
#Identifier "Mouse0"
#Driver "mouse"
#Option "Protocol" "IMPS/2"
#Option "Device" "/dev/input/mice"
#Option "ZAxisMapping" "4 5"
#Option "Emulate3Buttons" "yes"
Identifier "Mouse0"
Driver "synaptics"
Option "Device" "/dev/psaux"
Option "Protocol" "auto-dev"
Option "HorizScrollDelta" "0"

EndSection

Section "InputDevice"
Identifier "Mouse1"
Driver "mouse"
Option "Protocol" "IMPS/2"
Option "/dev/input/mouse1"
Option "Buttons" "5"
Option "XAxisMapping" "4 5"
EndSection


Section "Monitor"
Identifier "Monitor0"
VendorName "Monitor Vendor"
ModelName "LCD Panel 1024x600"
### Comment all HorizSync and VertSync values to use DDC:
HorizSync 31.5 - 65.0
VertRefresh 50.0 - 90.0
Option "dpms"
EndSection

Section "Device"
Identifier "Videocard0"
Driver "i810"
VendorName "Videocard vendor"
BoardName "Intel 945"
Option "DDC" "off"
EndSection

Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device "Videocard0"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 24
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 24
Modes "1024x600"
EndSubSection
EndSection

Section "DRI"
Group 0
Mode 0666
EndSection



再起動すると使えるようになる。
タッチパッドの無効は「Fn」+「F7」で出来る。

Aspire one 無線LANの設定


無事 Aspire one に VineLinux4.2 をインストールしてみたけど、無線LANとサウンド(音)が動かない。

ubuntuでは動いている。
ubuntuのやり方でやってみたところ、無線LANが動いた。

レンズの向こう - Ubuntu無線LANインストール手順のまとめ
http://www.taga-works.com/archives/149

こちらのブログのやり方で動きました。 感謝です。


madwifi のインストール

最新のmadwifi をインストールすると動く。

1) 現在の madwifi を削除する

「デスクトップ」>「システム管理」>「Synaptic パッケージマネージャ」
Synapticを起動して、「検索」より「madwifi」を検索してすべて削除する。


2) madwifiのダウンロード

madwifi-hal-0.10.5.6-r3861-20080903.tar.gz
03-Sep-2008 02:44 4.2M

上↑のファイルを下↓よりダウンロードする。
madwifi-hal-0.10.5.6
http://snapshots.madwifi-project.org/


3) madwifi の make とインストール

ダウンロードした .tar.gz を展開し、展開されたディレクトリに移動して、make して install します。

$ tar -xvzf madwifi-hal-0.10.5.6-r3861-20080903.tar.gz
$ cd madwifi-hal-0.10.5.6-r3861-20080903
$ make clean
$ make

$ su
# make install
# /sbin/modprobe ath_pci


4) /etc/modprobe.conf の設定

/etc にある modprobe.conf を開き、「 alias ath0 ath_pci 」という1行を追加する。

$ su
# gedit /etc/modprobe.conf


modprobe.conf の設定

alias scsi_hostadapter usb-storage
alias eth0 r1000
alias scsi_hostadapter1 ata_piix
alias scsi_hostadapter2 usb-storage
alias ath0 ath_pci (←ここに追加した)



5) blacklist の設定

/etc にあるmodprobe.d/ ディレクトリの中にある blacklist を開き、一番最終行に「 blacklist ath_hal 」という1行を追加する。

$ su
# gedit /etc/modprobe.d/blacklist


modprobe.d/blacklist の設定

# eepro100 (we use e100)
blacklist eepro100

# wireless madwifi (←追加した)
blacklist ath_hal (←追加した 必要なのはこの1行)
(END)


6) 無線LEDを表示させる設定

/etc にある rc.local を開き、最後の方に下記のように追加する。

$ su
# gedit /etc/rc.local


rc.local の設定

#### Vine stuff ends here

## ↓↓このように設定をコピペして追加する↓↓

sysctl -w dev.wifi0.ledpin=3
sysctl -w dev.wifi0.softled=1
/usr/bin/setkeycodes e055 159
/usr/bin/setkeycodes e056 158

## ↑↑ここまで↑↑

touch /var/lock/subsys/local
(↑最終行)


7) 再起動して無線LANの設定をする

再起動する

「デスクトップ」>「システム管理」>「ネットワークの管理」

一覧の中に「無線LAN接続」が出てきているはず。
「プロパティ」から設定し、「有効にする」で「OK」をする。

注意) ここで無線LANがつながったように思えたが、私の場合はもう一度再起動が必要でした。


以上で私の場合は無線LANが使えるようになった。
サウンドはまだ鳴らないが、これで Netbook だ。